楽天のデータサービスの強み

グローバルデータ統括部では、70以上ある楽天のサービスにおける購買データをはじめとした各種楽天エコーシステムのデータを、ユーザの特徴を捉えるような分析・マーケティング施策に活用しやすいデータに整えています。具体的には、会員情報・購買履歴などの事実に基づくデータのほか、ユーザの実行動ログ・アンケートからAIで推定されている情報が取得可能です。

楽天IDで繋がる強力なデータアセット

楽天検索データの魅力

楽天の検索ワードからユーザーの求める商材情報(訴求)を抽出することで、メジャー商材のないマーケットを把握します。

楽天の検索データのメリット

業界が抱える課題

  • 事業化判断を行う上で、正確性の高い市場規模算出が必要だが、通常アスキングによる拡大推計に頼っている
  • 特定のターゲットに絞って調査を行う場合、ターゲットの取りこぼしがある可能性がある
  • 商品開発やターゲットの選定をする際に、ユーザーニーズを把握することが困難

指名検索/第一想起分析を用いたコンサルティングとは

「楽天での指名検索分析」は、ユーザが楽天内で検索したワードを用いて、ブランドの順番を評価することで潜在層でのブランドのポジショニングを分析し、想起なし(非指名検索)から想起ありのエリアを持っていくような認知マーケティング施策を実施します。「楽天での第一想起」は、指名検索をさらにブレークダウンし、ユーザのマインドシェアが1位であるかを分析し、競合ブランドからシェアを獲得していくような戦略を練り、コンサルティングを実施します。

※非指名検索:
商品検索をカテゴリー名(例:冷蔵庫やエアコンのような一般名)のみで検索するか、ブランド名を検索するかの場合で分けた際に、カテゴリー名で検索するパターンです。
※指名検索:
商品検索をカテゴリー名のみで検索するか、ブランド名を検索するかの場合で分けた際に、ブランド名で検索するパターンです。※第一想起:特定のカテゴリー内で、一番最初に思いつくブランド名です。
※第一想起以外の想起(第二想起等):
特定のカテゴリー内で、二番目以降に最初に思いつくブランド名です。

データコンサルティングサービス

認知向上施策(データコンサルティング x ブランド)

  • 認知向上を目的とした場合、下記3つのKPIを目指します。
    ①広告コストと認知の転換率
    ②認知と売り上げの転換率
    ③認知オンライン売上からオフライン売り上げへの転換率

楽天プラットフォームによる検索データ×売上向上の全体感

分析事例の紹介

①広告コストと認知の転換率

弊社の検索連動型広告商品である”Sales Expansion”を実施し、広告コストと認知の転換率(非指名検索をしているユーザーと指名検索をしているユーザーの差)が+約4.2%となっています。実際にブランド認知に寄与していることがデータで確認できています。

Sales Expansion接触後、6か月間を集計

②認知と売上の転換率(某シャンプーブランド)

検索連動型広告(Sales Expansion広告)で掛けたコストについては、①に記載の通り、ブランド非認知ユーザーからブランド認知ユーザーに行動変容をさせることができます。某シャンプーのブランドを例にすると、ブランド認知ユーザーについては計算上、年間LTVが顧客獲得コスト(年間CAC)の0.5倍であることから、約2年間で売上として回収される計算となります。ブランド認知に成功したユーザーについては、その後、売上に転嫁されていくことがデータで確認できています。

③オンライン売り上げからオフライン売り上げへの転換率

オンラインでマーケティング施策(弊社の広告商品であるInstore Trackingを実施した例)を実施し、オンライン売り上げからオフライン売り上げの転換率が5%~50%となる事例が複数あります。オンラインの広告施策がオフラインの売上に影響があることがデータによって確認ができています。

お問い合わせ

上記のデータコンサルティングサービスにご興味のある方は、下記「お問い合わせはこちら」にてお問い合わせをお願いします。